好き嫌い.comで開示請求された・したい!自分の書き込みの削除方法は?弁護士が解説
※2024年11月21日、好き嫌い.comについてのご相談が増えています。手遅れになる前に今すぐ『メディアを見た』とお伝えした上でご相談ください。
好き嫌い.com(すききらいドットコム)は、芸能人やスポーツ選手など実在する有名人だけでなく、架空のキャラクターについて、好き嫌いを共有できるサイトです。
芸能人や有名人のファンが好きという感情を通じて盛り上がれる一方、完全匿名で嫌いという意見を書き込めることから、誹謗中傷の書き込みも後を絶ちません。
本記事は、誹謗中傷の書き込みが身バレする可能性について説明した後、書き込みを削除する方法について解説します。誹謗中傷の書き込みをしてしまい、発信者情報開示請求が来ることに不安を感じている方はぜひ参考にしてください。
好き嫌い.comの書き込みの削除について相談したい方、情報開示請求されそうで心配の方は、掲示板削除・情報開示請求の対応に強い弁護士法人 法の里にご相談ください。相談無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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2009年弁護士登録(東京弁護士会所属)
好き嫌い.com・爆サイ、5ちゃんねる等の掲示板の削除、投稿者の特定・トレントで開示請求された方等を得意としています。状況を分析、解決策のご提案します。
好き嫌い.comとは
好き嫌い.comとは、芸能人や有名人の「好き」「嫌い」を投票によって共有できるサイトです。また、好きな理由、嫌いな理由をそれぞれ匿名でコメントできます。
好き嫌い.comは、「好き」「嫌い」という2択のボタンを選択すると、「好き派」「嫌い派」の割合がパーセンテージで表されるのが特徴です。さらに、コメントも「好き派」「嫌い派」の両方の意見を閲覧できる仕様となっています。
サイトのトップページには、「みんなのホンネが集まる場所。」というキャッチコピーとともに、「好感度」「不人気」「トレンド」の3つのランキングが表示されています。それぞれ5位までの芸能人・有名人の写真と名前が掲載されており、それぞれ99位まで閲覧可能です。
ランキングの下には、「話題の人物」「話題のタグ」「新着コメント」が掲載されています。このうち、「新着コメント」では、「1分前」という表示を通じて最新コメントが書き込みされた時間を確認可能です。
好き嫌い.comで誹謗中傷が絶えない理由
好き嫌い.comは自由に意見を書き込みできる強みがあるものの、誹謗中傷が絶えません。完全匿名でコメントを書き込みできるほか、他の匿名掲示板のような利用規約やガイドラインが存在しないためです。
コメント書き込み時には一応、誹謗中傷・脅迫・わいせつ・荒らしに当たらないかどうかという忠告文が掲載されます。しかし、書き込み時に制限されたキーワードがあるわけでもなく、全てユーザーの裁量のもと、書き込み可能です。結果として、一部のアンチによる誹謗中傷の言葉がサイト内で量産されています。
また、好き嫌い.comは、「好き」「嫌い」という派閥が明確に分かれているうえ、匿名で利用できるサイトの特徴により、投票した有名人だけでなく、コメントした個人に対する誹謗中傷が飛び交っているのが現状です。
どんな些細なことでも相談は無料ですので、お気軽にお問合せください。
好き嫌い.comの書き込みは身バレする?
好き嫌い.comのユーザーの中には、誹謗中傷に該当するコメントをしてしまい、個人が特定されないか不安になっている方もいるかもしれません。
そんなユーザーのために、ここからは、好き嫌い.comの書き込みが身バレするかについて説明します。
発信者情報開示請求されない限り書き込みした人は特定されない
結論からいうと、好き嫌い.comへの書き込みは、発信者情報開示請求をされない限り、特定されません。
発信者情報開示請求とは、匿名の書き込みにより、権利が侵害された場合に、被害者がプロバイダに対して、住所や氏名、登録された電話番号など、発信者の特定に資する情報の開示を請求できる制度です。プロバイダ責任制限法に定められています。
発信者情報開示請求は成功率が法的な請求の中でも高いとされますが、プロバイダが開示申請に応じる義務はないため、発信者情報の開示によって個人が100%特定されるわけではありません。
また、プロバイダが一定期間経過したデータを削除しているケースでは、誹謗中傷の書き込みを行った際の通信も削除されているため、特定が回避されます。
発信者情報開示請求の対象となる書き込み
発信者情報開示請求の対象となる書き込みは、法的に違法と評価される書き込みです。具体的には、次のような権利侵害に抵触する書き込みが違法だと評価されます。
●名誉毀損
●プライバシー権侵害
●名誉感情の侵害
このうち、名誉毀損に該当する書き込みは、サイト内で「嫌い派」からのコメントが殺到することから、多いとされます。また、プライバシー権侵害に関する書き込みも、個人を識別できる住所や連絡先の開示という形で、違法な事例が絶えません。
好き嫌い.comの書き込み削除の方法は?
好き嫌い.comの書き込み削除の方法は、次の3つです。
●「通報」を活用する
●運営側にメールで報告する
●送信防止措置依頼書を送付する
誹謗中傷の書き込みをしてしまい、被害者からの発信者情報開示請求を恐れている方は、いずれかの方法を試してください。
「通報」を活用する
書き込みを削除したい場合は、書き込みの上部に表示された「通報」ボタンをクリックしましょう。
「通報」ボタンをクリックすると、「本当に通報しますか?」が表示されるため、「はい」をクリックすれば通報が完了します。
ただし、通報を受けた書き込みがどのような基準で削除されるかは非公開です。したがって、通報によって、書き込みが必ず完全に削除されるわけではありません。また、削除されるとしても、いつ削除されるかは不明です。これらの点については、注意してください。
運営側にメールで報告する
書き込みを削除したい場合は、運営側にメールで報告するといった方法があります。
運営側のメールアドレスが記載されているのは、サイト左下の「このサイトについて」です。誹謗中傷の書き込みを運営側に報告する際は、「このサイトについて」の運営者情報にあるメールアドレスを設定したうえで、投稿の番号や誹謗中傷の内容、削除を希望する理由などを記載して送信しましょう。
メール本文に「削除を希望する理由」を記載する際は、誹謗中傷の書き込みのどの部分が法令違反やプライバシー行為などに該当しているかを書いてください。
なお、通報と同様に運営者にメールで報告しても、書き込みが削除される保証はありません。過度な期待は避けましょう。
送信防止措置依頼書を送付する
書き込みを削除したい場合は、送信防止措置の依頼書を送りましょう。
送信防止措置は、ネット上で誹謗中傷や個人情報・プライバシーを侵害する人や会社からの依頼を受け、プロバイダーがその書き込みを任意で削除する行為です。プロバイダ責任制限法に基づく請求として位置付けられていますが、司法当局が関与しないため、法的強制力はありません。
送信防止措置が書面を通じて要請され、書き込みが他者の権利を侵害している事実が明確な場合は、好き嫌い.comの運営者が、自主的な判断で書き込みを削除してくれます。
好き嫌い.comの自分の書き込みの削除は弁護士へご相談ください
好き嫌い.comの書き込みの削除を任意で請求する方法には、「通報の活用」「運営側へのメールの送付」「送信防止措置依頼書の送付」などがあります。
法的手段である「仮処分による削除の申し立て」も請求可能です。しかし、書き込み削除の申し立ては、法的根拠を証明する必要がありますので個人が行うには難しいと言わざるを得ません。このため、法的手段を用いて誹謗中傷の書き込みを削除したい場合は、豊富な法律知識と経験を持つ弁護士に相談するのが最良といえるでしょう。
※2024年11月21日、好き嫌い.comについてのご相談が増えています。手遅れになる前に今すぐ『メディアを見た』とお伝えした上でご相談ください。
好き嫌い.comの書き込みの削除について相談したい方、情報開示請求されそうで心配の方は、掲示板削除・情報開示請求の対応に強い弁護士法人 法の里にご相談ください。相談無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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好き嫌い.com・爆サイ、5ちゃんねる等の掲示板やSNSでの削除、投稿者の特定を得意としています。状況を分析、解決策のご提案します。